KDDI、ワンセグ対応の「W33SA」を開発

 KDDI沖縄セルラーは、2005年4月1日開始の携帯電話・移動体向け地上デジタルテレビ放送「ワンセグ」を視聴できる三洋電機製端末「W33SA」を開発した。

遂にワンセグ対応携帯の登場です。
ちなみに簡単に説明しますと、地上デジタル放送というのは、テレビ局がそれぞれ6MHzの周波数帯域を割り当てられています。
これを14等分した周波数、つまり429kHzが1セグメントと呼ばれます。
で、通常1セグメントは隣のチャンネルと干渉しないように隙間としており、12セグメントはテレビ映像に使われています。


で、14-1-12=1となり、1セグメント余る訳なんですが、これがモバイル放送向けに割り当てられている周波数なんです。
これは、ハイビジョン放送が12セグメント必要なのに対し、通常の解像度であれば4セグメント、更に解像度の低い携帯電話などでは1セグメントで足りるという計算になるわけです。


さて、ここからが本題でこのワンセグ放送、携帯で見るには十分な画質をパケット代とか使わずに電波で垂れ流し、しかも移動中でもデジタル放送だから画質もある程度は期待できるという、素敵な仕様なはずなのですが、受信できる端末が実用化されてなかった訳なんですね〜
そこで遂に登場か!となるわけです。
今後はテレビを無料で高画質でどこでも視聴可能になるんでしょうね。
デジタル放送だからそのままminiSDとかに保存もできるはずですし。